大麻(カンナビス)とアトピー

みなさんこんにちは、SPICE GREENの卑弥呼です。

SPICE GREENは、アメリカのカリフォルニア州より大麻(カンナビス)が身近にあるライフスタイルについて情報発信しています。

今回は大麻とアトピーについて私の体験談をお話したいと思います。

大麻は、ここアメリカをはじめ多くの国で医療目的の使用が許可されていて、慢性的な痛みや緑内障、癲癇(てんかん)、鬱や不安症など様々な症状の緩和に使われています。

大麻に含まれるカナビノイドと呼ばれる化学物質には、抗炎症作用がある可能性があると研究が進められていて、CBDやTHCなどのカナビノイドが含まれる皮膚に直接塗るローションなどもいろいろな種類が販売されています。

まず私のアトピーについてお話したいのですが、私は子供の頃からアトピー体質で、結構辛い思いをしてきました。

10年くらいずっと症状が全く出ない期間もあったのですが、3年ほど前からまた症状が出始めました。

普段は症状がないのですが、ストレスや不健康な食生活、寝不足、運動不足などなど何が直接的な原因かはわかりませんが、たまに症状が酷く現れる時があります。

顔にも体にも湿疹ができて痒みで集中できないし、見た目も醜いので精神的にもかなり落ち込みます。

肌を出せないので着れる洋服も制限されるし、自信もなくなって落ち込んで泣くなんて数え切れないほどあります。

カナダ、アメリカ、日本といろんな国で何件も皮膚科を受診しましたが、どこでもステロイド薬を処方されるのみで根本的な治療法を見つけることはできませんでした。

ステロイド薬は一時的に症状を抑えてはくれますが、根本的な原因を取り除いてはくれないので使うのをやめるとすぐ症状が戻ります。

それどころか、皮膚科で処方された薬で顔がただれて入院したこともあり、皮膚科に行くのがすごく怖くなりました。

それ以来、皮膚科に通っても症状が改善されないんだと諦め、自分で食事に気をつけたり、毎日運動するようにしてアトピーの症状が出るのを抑えています。

そして大麻が合法な場所に住んでいて、CBDが含まれるクリームなども簡単に手に入るので、いくつか試してみました。

が、正直なところあまり効果は実感できませんでした。

もちろん、人によって体質は違うので、私には効かなくても他の人に効くという可能性はあるので試す価値はあると思います。

それに、ステロイド以外のもっと自然なもので治療するという選択肢は誰にでも与えられるべき。

肌に直接塗るクリームではあまり効果を得られなかったのですが、大麻やCBDを吸引することで得られる効果はたくさんあります。

アトピーがあると、湿疹がでて痒くて爪で引っ掻いてしまってもっと痒くなってさらに掻いてもっと痒くなってさらに掻いて血が出て傷になるという悪循環が起こります。

それを防ぐため普段から痒くても掻かないようにしているのですが、私は精神的にストレスがかかる状況に置かれたり、何か気に食わないことがあると無意識のうちに掻いてることがあると気づきました。

電話で苦手なクライアントと話している時、なんだか難しい書類を読んでいる時など、ちょっとでもイラっとすると無意識に体を掻いてしまう。

なのでリラックス効果のある大麻を吸うと、イライラして無意識のうちに掻きむしって体に傷をつけると言う現象が起きる頻度を減らしてくれます。

このイライラして無意識に掻くというのが減るだけで、湿疹が酷くなるのを防げるし治りが早くなります。

無意識に掻いてしまうというのは、夜寝ている時にも起きます。

寝ている時に無意識に掻いてしまって血が出るし、痒みで起きてしまい眠れなくなるということが多々あります。

特にあまり運動せずに体も疲れていないという日は眠りも浅く、よくこの現象が起きます。

なので私は毎日きつめの筋トレや有酸素運動をしてぐったり疲れるようにしているのですが、ここでも大麻が助けてくれます。

大麻やCBDを使用してから運動するともっと楽しんで体を動かすことができるので、「きついなーやめたいなー」といやいや運動するよりも長い時間運動することができます。

楽しんで運動しているので、毎日継続することもできます。

しかも、大麻には不眠症を解消する効果もあり、寝つきもよくなります。

私はよくベッドに入ってからも悩み事や心配事について考えてしまって眠れなくなることがよくあるのですが、大麻があるとよく眠れます。

あと、やっぱりアトピーは精神的にかなりきつい。

根本的な治療法もないし、そもそも何が原因なのかもはっきりしてないし、痒みや痛みで集中できなくて日常生活にも支障が出るし、寝ていても目が覚めちゃうし、見た目も醜く自信喪失するし、うじうじ泣いてるとパートナーにも申し訳ないなと思うし…

私はまだ軽度な方でもこんな感じで「あー生きてるの辛い」と感じてしまうことがあるので、重症な人はもっともっと辛い思いをしているのは言うまでもありませんよね。

大麻がアトピーの根本治療にはなりませんが、こういった精神的な痛みを軽減することはできます。

大麻を吸ってちょっと心が軽くなると、湿疹の傷くらい気にしないようにしようとも思えるし、根治のためにもっとリサーチしようと前向きにもなれるし、アトピーの辛さを忘れて他のもっと楽しいことにも集中できるようになる。

という感じで、アトピーと戦っている人の生活をちょっと楽にしてくれるのが大麻(カンナビス)です。

私のようにアトピーで苦しんでいる人は日本にもいっぱいいて、アトピーの辛さは痒みだけではなく私たちの精神にも大きなダメージを与えています。

経験したことがない人には想像できない辛さだと思いますが、本当に死にたいと思うこともあるのが事実です。

でも、私のように大麻(カンナビス)やCBDで救われる人は多くいます。

このように慢性的な病や身体的な痛み、精神的なストレスを軽減するために大麻(カンナビス)の使用するのは悪いことでしょうか?

大麻の本当の効果を知らずに大麻合法化に反対するのは、私のように大麻で救われる人から治療の選択肢を奪っているということです。

日本では大麻に関する間違った情報が蔓延していて、よくわからない大麻というものに恐怖心を覚える人がいるのも理解できます。

でも、みんながちょっとだけ視野を広げる勇気を持って大麻の本当の効果を勉強することで日本での大麻合法化に近づき、救われる人がいっぱいいるのです。

大麻が合法化されればもっと研究も進み、アトピー治療に有効な成分も発見されるかもしれません。

この記事を読んで大麻についてもっと知りたいと思ってもらえたら嬉しいです。

以上、私の大麻とアトピーについてのお話でした。

SPICE GREENは、サンフランシスコとその近辺のベイエリアで大麻(マリファナ)がどのように扱われているのか実際に目で見て体験していただくため、ディスペンサリーガイドツアーを提供しています。

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